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芦屋能舞台

プロフィール

長山耕三

長山 耕三 シテ方観世流能楽師

昭和48年5月2日 堺市鳳に生まれる。
4歳「玄象」の仕舞にて初舞台、6歳にて初能「三井寺」子方(シテ父)を勤める。
以後、先代観世銕之丞師、栄夫師、喜之師、父のシテにて三井寺、隅田川、百万、国栖、歌占、船弁慶、住吉詣、橋弁慶、鞍馬天狗、大江山、邯鄲、鳥追舟、安宅等を経、サンケイ能先代観世銕之丞師の邯鄲を終わりに計三十数番舞台を勤め、子方を卒業とさせる

  • 昭和61年3月

    12歳で初舞囃子「屋島」
  • 平成4年5月

    能「土蜘蛛」で初ツレ頼光を勤める。(18歳、シテ父)
  • 平成6年1月

    観世流研修生となり、
    同年3月21日初能「経正」を地頭観世銕之丞師にて勤める。
  • 平成6年5月

    東京観世喜之家内弟子入門。
  • 平成12年9月

    観世御宗家より準職分を取得、独立。千歳、乱、石橋、道成寺等勤める。
  • 平成20年より

    自己研鑽の場「耕三の会」を立ち上げる。
  • 平成22年

    稽古舞台「芦屋能舞台」を構え、姉妹都市のモンテベロの留学生に能楽体験を開催
  • 平成25年より

    芦屋神社にて「能楽子ども教室を八月に開催
    今までにのべ230名の子どもや保護者に1ヶ月間、能楽に触れてもらう。
  • 平成29年

    重要無形文化財総合指定保持者の認定を受ける

現在東西の舞台で活動。お稽古場は「芦屋」「桃谷」「堺 高倉寺宝積院」(泉ヶ丘)東京「九段下」「新小岩」を中心に普及活動に取り組んでいる。

●観世九皐会所属

長山禮三郎

故)長山 禮三郎 シテ方観世流能楽師

昭和18年1月25日 — 令和2年4月5日

令和元年5月より、間質性肺炎に煩い乍ら、翌年の3月、他界する1ヶ月前まで舞台に立つ。
父を2歳の時に失い、母とは9歳の時離別し、大阪堺の伯父 勝次郎宅に引き取られ能楽の指導を受ける。
小学校卒業後すぐ東京に移り2世観世喜之師を師事し、12年間の修行を経て24歳の時独立する。

「能・狂言の夕べ」「堺市民能」「芦屋能」などを主催し活動的に取り組んだ。
「大阪文化祭賞」3度受賞、「芦屋市民文化賞」「堺文化功労賞」「大阪府知事賞」「堺有功賞」などを受賞。
石橋、猩々乱、道成寺4回、安宅4回、屋島(弓流、素働)、望月、三輪白式神神楽、摂待、木曽、当麻、卒都婆小町、鸚鵡小町、姨捨等を勤める。

長山桂三

故)長山 桂三 シテ方観世流能楽師

昭和51年5月13日生まれ。兵庫県芦屋市出身。
東京を中心に全国で演能に出演。積極的に講座等も企画し、能楽の普及に努める。
パリ・ニューヨーク・モスクワ・ウィーン・イギリス・韓国など海外公演や新作能、復曲能にも多数出演。

●銕仙会所属

詳しくはHP世田谷長山能舞台へ

次世代

  • 長山凛三
    長山凛三〈長山桂三 長男〉

    初舞台 2歳独吟「老松」その後
    能子方「安宅」「烏帽子折」など
    100番以上を勤め、シテなども数番勤める

  • 長山芽生
    長山芽生〈長山耕三 長女〉

    初舞台3歳 独吟『老松』その後
    子方『海士』『百萬』『三井寺』
    シテ『猩々』『小鍛冶』など勤める

  • 長山三誉
    長山三誉〈長山耕三 次女〉

    初舞台 2歳独吟「老松」その後
    能子方「鞍馬天狗」「百萬」などを勤める

長山家系図長山家系図
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