

2025年3月23日(日)14時
大槻能楽堂
仕舞『草紙洗小町』長山三誉
能『花月』長山芽生
一調『山姥』武田宗典・大川典良
狂言『文荷』野村萬斎
能『楊貴妃』長山耕三
本年度も開催出来ましたこと、ご来場の皆様、ご支援頂きました皆様のお陰と、心より御礼申し上げます。
当会にて二年間、『鉢木』『自然居士』といった現在物(現実の世界で展開する物語)を選ばせて頂き、能の演目の中でも演劇性の高いものに取り組ませて頂きました。
改めて様々なことを体感する機会となりました。
しかしながら、能楽本来の幽玄と申しますか、お能らしい型からはみ出してしまうような危うさ感じ『楊貴妃』を選ばせて頂きました。
また平成二十三年に長女・芽生が三歳で、謡『老松』にて初舞台を踏ませて頂き、この道を志すようになりましたので初面(ハツオモテ)にて『花月』を勤めさせて頂きました。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
【紙面でも取り上げていただきましたので、ご覧くださいませ。】
神戸新聞
2歳から稽古「能は生活の一部」「初面」に挑む松蔭高・長山芽生さん
讀賣新聞
芦屋の16歳 覚悟の初面
毎日新聞
親子、舞台で響き合う 大槻能楽堂で「耕三の会」 長女の芽生さん「初面」
写真提供 芦屋写真協会 井上雅晴 円写真工房